紫光会活動日記

立教大学体育会剣道部紫光会活動日誌

立教大学卒業後、地方でご活躍の先輩方をご紹介しています。


昭和54年卒業後社命により福島市に9年、仙台市に2年4ヶ月赴任し、着任するや否や剣道場をさがし門を叩き、仕事の合間を見ては剣道を続けてまいりました。仙台市に於いては一学年下の賀沢君と再会し同じ道場で剣を交え、同じチームで試合に臨んだこともありました。
平成2年家庭の事情で故郷である栃木県矢板市に17年振りに戻り、宇都宮市方面の剣道場を探していたところ、地元矢板市でも剣道教室があることを知り、早速出向いてみました。地元の高校を卒業してから地元で剣道をやったこともなく、高校時代の矢板市の剣道のレベルはあまり高くないという印象があったので、冷やかし半分で稽古をいただいたところ、何と二人の指導者に打ちのめされてしまいました。
それからというもの毎週日曜日、矢板市の剣道教室に足を運び午後6時から1時間30分間子供たちの指導を行い、その後9時ころまで自分の稽古をしています。水曜日の夜にも剣道教室があるのですが、こちらは仕事の都合で指導には参画できず、子供たちの稽古が終わってから大人の稽古に参加しています。
現在剣道教室は子供が約50人、指導者が約15人という構成ですが、指導者には7段が7名6段が4名と高段者が揃っています。人口3万6千人の小さな市にしては多いほうだと思います。最近は若手の指導者が力をつけ稽古相手に不足はなく、本当に充実した内容の稽古が出来ています。また、私は矢板市剣道連盟の副会長をさせていただき、微力ながら子供たちと後進の指導に勤しんでいます。
地元での稽古の他、月に2〜3回宇都宮市内の剣道場や近隣の市町村が定期的に行っている合同稽古会にも足を運んでは8段の先生方からいろいろとご指導を頂いています。
私が中学1年生の時初めて竹刀を握ってからこうして41年間も剣道を続けてこられたのは、沢山の先生方に稽古を付けていただきこれでもかと言うほど打たれ剣道の奥の深さを垣間見たこと、そして先輩方を初め多くの素晴らしい人達と剣道を通して出会えたことに他なりません。また機会がありましたら、剣を交えて旧交をあたためられれば何も言うことはありません。皆様のご健勝をお祈りします。

金田先輩は年末に行われる学連OB大会でも我が校代表として毎年大活躍していただいております。
今後のご活躍をお祈りいたします。

金田先輩の他にも多くの我が校出身の先輩方が地方でご活躍されております。今回金田先輩にお願いして写真と近況報告をお願いしたところ快く送っていただきました。どうぞ多の先輩方の近況もお知らせください。