紫光会活動日記

立教大学体育会剣道部紫光会活動日誌

祝賀会の神橋部長挨拶

16日の祝賀会の開催にあたり神橋部長の挨拶

 

祝賀会の開会にあたりまして、主催者を代表し、一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、この祝賀会に、ご来賓、また多くの皆様にご参列いただきまして、誠に有難うございます。

 案内のように、昨年11月10日、愛知県の春日井市で行われました第38回全日本女子学生剣道優勝大会におきまして、立教大学が初の優勝を果たすことができました。わが剣道部は、1928年に創部され、戦後の占領中、一時期中断を余儀なくされた時期がございますが、創部92年、1968年に最初の女子学生が入部してから数えてほぼ50年にして、このような快挙を達成することができました。お手元のプログラムに近年の戦績を紹介させていただいておりますが、わが剣道部の女子は、2017年から3年連続して全日本に出場しており、今回、このような成果を収めることとなりました。当日、私も熱戦の場におりましたが、次々と勝ち上がっていくうちに、観戦している私たちのほうが引き込まれ、最初から数えますと6試合目になりますが、いつのまにやら信じられないような快挙の場に立ち会ったという感じでありました。まさに立教らしい勝ち方というべきだったと思います。私自身、大学の学生剣道には大学に奉職して以来、20数年間ご縁をいただいており、部長を前部長の間々田孝夫先生から引き継ぎまして15年になりますが、在職中にこのような場に立ち会えたことは誠に光栄なことと存じております。

 今回このような成果を達成できましたことは、選手、部員の健闘によることは勿論でございますが、今日ご列席の皆さま方をはじめとする、剣道部に連なる多くの皆さま方の日頃からのご支援、ご声援の賜物であると心より感謝申し上げます。とりわけ、大学からはこの間、さまざまな形でご支援を頂戴し、また体育会を所管する学生部の職員の皆様から大変お世話になっております。また、関東学生剣道連盟をはじめとする各方面からも様々な形でご指導いただきました。ここに篤く御礼を申し上げます。

 今回、このような快挙を達成することができましたが、私どもの精進は今後も続きます。むしろこれからがまた大変な道のりだと思っております。わが剣道部は、「文武両道」、かつて部長であられた打木城太郎先生は、これをインテリジェンスと表現されましたが、そのモットーのもと、今後とも努力、研鑽を積み重ねていく所存でございます。本日は、この場におきまして、今回の優勝のご報告をさせていただきますが、何卒、ご出席の皆様におかれましては、現役部員学生に対しまして、温かい激励のお声かけをいただけましたら幸いに存じます。

 本日はご列席、誠に有難うございました。